お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(57)が2日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。“紀州のドン・ファン”と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家の元会社社長、野崎幸助さん=当時(77)=が、2018年5月に不審死した事件について言及した。
欧州の伝説のプレーボーイになぞらえられた野崎さんの不審死から約3年。県警は先月28日、殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで、妻だった須藤早貴容疑者(25)を逮捕した。
番組に出演する犬塚浩弁護士(59)は「直接的な証拠がない時、間接的な証拠、状況証拠を積み上げていくしかない。今までも行われていました。典型例が和歌山毒物カレー事件。この人以外はあり得ないという手法を取った。今回もその手法を警察は使うということ」と解説すると、松本は「コメントする側はなかなか難しいですよ」と本音を漏らした。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
その上で、「ちょっとみんな遊んでる気がして。NHKのニュースですら“紀州のドン・ファン”“紀州のドン・ファン”って…。亡くなった人を“紀州のドン・ファン”って…。なんかさ、紀州…梅の立場もないし、紀州…犬の立場もないし。“ドン・ファン”って決していいあれ(愛称)じゃない。ちょっともて遊びすぎているような気がしているですけどね」とワイドショーの演出について行き過ぎではないかと警鐘を鳴らした。
そして「和歌山毒物カレー事件も冤罪っていうウワサも絶えない」とした上で、冤罪だった場合「本人はたまんないと思う」と私見を語った。