キムタク“三つ星”回答！劇中の本格フレンチ「全部作ってますよ」

１２年ぶりの共演となる木村（左）と鈴木は息ぴったりで、笑みがはじけた＝東京・西新宿（撮影・今野顕）【拡大】 　俳優、木村拓哉（４６）が１６日、東京・西新宿のハイアットリージェンシー東京で行われたＴＢＳ系主演ドラマ「グランメゾン東京」（２０日スタート、日曜後９・０、初回は２５分拡大）の制作発表に出席した。シェフ役に初挑戦しており、司会から「料理をご自身で作った物もあったそうですが…」と振られると「全部作ってますよ」とサラリ。撮影同様に並々ならぬ闘志をのぞかせた。　ピアニスト、美容師、検事など幅広い職業を体現してきたキムタクが、シェフでも役者魂を見せつけた。　「グランメゾン東京」では、天才フレンチシェフとして料理人役に初挑戦。世界最高の三つ星レストランを目指す物語だけに、劇中に登場する数々のフランス料理も大きな見どころとなる。　とはいえ、劇中で俳優がすべてを作らなくても撮影は成立するが、木村シェフはクランクインしたパリで世界最高峰のレストラン「ランブロワジー」に足を運んで料理を学ぶなど役作りにこだわった。　制作発表で司会者から「料理をご自身で作った物もあったそうですが…」と質問されると、「全部作ってますよ」とクールな表情。「パリの撮影で手長エビのエチュベを作ったんですが、あのワンシーンで１６人前を作りました」と当たり前のように振り返った。　会場に厨房さながらの緊張感が漂ったが、ギャルソン（給仕）役で共演した俳優、沢村一樹（５２）が「時間をかけて作り方を練習して、全部覚えて撮影してますよ」と木村シェフの陰の努力を明かしてフォロー。及川光博（４９）も手を上下にブンブン振り観客の拍手を促し、キムタクが照れて及川の手を制すと会場の空気が和んだ。 【続きを読む】