野崎さんは18年5月、自宅で急性覚醒剤中毒で急死。解剖の結果、致死量を超える覚醒剤が胃の内容物から検出された。捜査関係者によると、自宅1階の台所でも覚醒剤が検出。野崎さんは夕食時によくビールを飲んでいたが、自宅や関係先にあったビール瓶約2000本からは検出されなかった。事件当日の午後、家政婦は夕食を用意し外出。夕食前後の約4時間、自宅にいたのは野崎さんと須藤容疑者だけだった。容疑者が事件前に薬物入手や殺害の方法を検索していたことや、田辺市内で密売人に接触し覚醒剤を入手した疑いがあることも既に判明。
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こうした点から県警は、須藤容疑者が事前に覚醒剤を用意し、2人きりになった時間帯を狙って夕食に混入させた疑いがあるとみている。