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昨年4月に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した女優、岡江久美子さん(享年63)の長女で女優、大和田美帆(37)が4日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・0)に出演。先月23日の一周忌に行ったオンラインでの音楽葬「スマイル!岡江フェスティバル~音楽とともに~」を終えた心境や、母との最後の電話での後悔を打ち明けた。
岡江さんが旅立ってから1年-。「岡江フェスティバル」は岡江さんが生前に希望した音楽葬として美帆らが企画した。「母の亡くなり方が衝撃的だったから、皆さんからかわいそう、かわいそうって言われるんです。でも(母は)かわいそうだったのかと。かわいそうなんですけど、だけどもっともっと生き方は素敵だったし、性格は明るくて、かわいそうというのは違うな、と娘ながらに思っていたので、娘からの最後のプレゼントのつもりで。母はカラッとした性格ですし、しんみりした会にはしたくなかった」と企画の真意を説明。会を終えて心境に変化もあったといい「思い出を振り返る中で、やっぱり亡くなったんだなっていうことを少しずつ実感して。実際に会ができたことで『あ、やっぱり亡くなったんだな。じゃあ明日からどうやって生きよう』と。去年とは違う涙が、泣いちゃうんですけど、去年とは違いますね」と涙ながらに語った。
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岡江さんは昨年4月3日に発熱し、同6日に入院することとなったが、美帆は母との最後の電話でのやり取りをずっと後悔しているといい「熱があるって3日に言われて。その前に私、娘も預けてたし『何で言ってくれないの!皆にもっと頼るべきだし、そんなの人としてどうなの』ってすごい怒っちゃったんですよ。私も混乱していて」と回顧。「いま思えば言いづらかったんだろうなと思うんですけど、コロナかもって自分で思ってね、たぶん怖かったでしょうし。私も父も舞台中だったんですよ。だから、迷惑かけちゃいけないって思ったのかもって、いまなら分かるんですけど…。もう後悔しかないくらい。母との最後の会話で私がワーッて怒っちゃって。向こうは言い返さなかったな、『ごめんね。疲れたから切るね』っていうのが最後で」と悔やんだが「だからダメですね。私も父にちゃんと優しくしようって思って。この事で学んで、残っている父と支え合って、後悔ないようにって思いますね」と前を向いた。