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テレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜前８・０）で、お天気コーナーを担当している俳優、片岡信和（しんわ、３５）。毎回披露する１０秒間のワンポイントストレッチが話題を呼び、著書「かたおか気象予報士の毎朝１０秒！ 楽しく『お天気ストレッチ』」（幻冬舎、税込み１２１０円）は発売から１カ月半で６万部を突破した。
２００８年に同局系特撮ドラマ「炎神戦隊ゴーオンジャー」で“空色”のゴーオンブルーを演じて本格的に俳優デビュー。その後、地震などの自然災害でドラマの撮影がなくなることがあり、「役者以外でも人の役に立つ仕事がしたい」と一念発起して１９年に気象予報士の資格を取得した。
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昨年３月３０日に月曜コメンテーターを務めるタレントで気象予報士、石原良純（５９）の前で天気予報デビュー。「緊張して、笑えるぐらい膝と指揮棒がガクガク震えていた」と振り返る。
著書には大学時代に学んだスポーツ科学などを生かした４８の独自ストレッチを収録。１８２センチの長身と長い手足を生かしたストレッチが親子で気軽にできると人気だ。
取材時は、お尻やももにも刺激を与える「カニさんかかとタッチ腹筋」、ヒーロー気分を楽しみながら肩から太ももにかけて効果が期待される「スーパーマンバランスゲーム」などを披露。「毎日ストレッチを続ければ体が柔らかくなります」とアドバイスした。
現在は平日朝３時半起きで「初めて“花金”を迎える気持ちが分かった」と充実の日々。あくまでベースは俳優業といい、「知り合いのプロデューサーから役者を辞めたと思われたことが悔しい。生放送でついた度胸を演技に生かしたい」と役者人生に虹を架ける。 （渡邉尚伸）