東映は６日、庵野秀明総監督（６０）が脚本・総監督を務めたアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の興行収入が、３月８日の公開初日からの５９日間で８２億８２２９万８７００円（観客動員５４２万３４７５人）を記録し、同じく庵野氏の脚本・総監督作「シン・ゴジラ」（２０１６年）の興収８２億５００万円を超えて、同総監督作品の最高興収記録を更新したと発表した。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は昨年６月２７日予定だった公開を、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期。同１０月に今年１月２３日の公開を発表したが、緊急事態宣言の再発出で再び延期となっていた。
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しかし、２月２６日に異例の月曜日初日となる３月８日公開を発表。初日興収８億２７７万４２００円を記録すると、封切りから２１日間で同６０億７８２１万１７５０円、動員３９６万１４８０人。興収５３億円、動員３８２万人を記録した前作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ」（１２年）を超えてシリーズ最高記録を更新していた。