3月に心臓発作を起こし、療養中の歌舞伎俳優、中村吉右衛門(76)が歌舞伎座「七月大歌舞伎」(7月4~29日、東京・歌舞伎座、8、19日は休演)に出演することが6日、松竹から発表された。
この日発表された公演情報で、第二部の「御存 鈴ケ森(ごぞんじすずがもり)」の偶数日に幡随院長兵衛役として名を連ねた。
吉右衛門は3月28日、歌舞伎座「三月大歌舞伎」の第3部「楼門五三桐」に出演。終演後に訪れたホテルで体調不良を訴えて東京都内の病院に救急搬送されていた。
松竹は先月30日、吉右衛門の症状が急性の心臓発作だったことを明らかにするとともに、「4月下旬での医師による診察の結果、当面の間、療養に専念する必要があることになりました」とし「『五月大歌舞伎』の5月12日(水)以降で予定している公演は休演」と伝えていた。
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