囲碁の中学生プロ、仲邑菫二段(12)は6日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれた第46期棋聖戦ファーストトーナメント予選決勝で鳥井裕太三段(27)を破り、初のCリーグ入りを決めた。12歳2カ月での同リーグ入りは最年少記録。
日本棋院によると、これまでの記録は福岡航太朗二段(15)の15歳4カ月。仲邑二段は公式戦11連勝で、今年の通算成績を22勝2敗とした。
対局は持ち時間各3時間で行われ、仲邑二段が黒番5目半勝ちを収めた。仲邑二段は「Cリーグに入れると思っていなかったのでうれしい。強い先生たちと打てるのが楽しみです」とコメントした。
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棋聖戦は上から順にS、A、B、Cの4段階のリーグ制で、各リーグの枠はSが6、Aが8、Bが16、Cが32。仲邑二段は今期の予選トーナメントで4連勝し、Cリーグに進出した。女性棋士では藤沢里菜女流本因坊(22)、上野愛咲美女流棋聖(19)らに続いて5人目。