フジテレビは、７日午後８時から新たなＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「Ｗｏｒｌｄ Ｂｕｚｚ Ｃｏｏｋｉｎｇ」の配信をスタートさせる。
テーマは「世界の料理でおいしくボディーメイク」。よく知られているメニューから「なにそれ！？」といった珍しいメニューまで世界のさまざまな本格家庭料理をヘルシーにアレンジしながら紹介する料理番組である。
フジが在日各国大使館とコラボレートしながら制作。取り上げる国、料理は毎月変わり、毎週金曜に更新される予定だ。
健康意識が高いゲストを毎回招くが、記念すべき第１回目は「格闘家もアスリートなので普段から食べるものにはすごく気を遣っている」というＫ－１三階級王者の武尊。格闘技実況などで活躍する鈴木芳彦アナウンサーとともに本格家庭インド料理にチャレンジする。
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武尊は一世帯あたりのカレールウ消費量が日本一といわれる鳥取県出身。自身もさまざまな種類のカレーを作ってきたという無類のカレー好き王者だ。
２人に伝授するのは、インド大使館の隣に本店を構え、大使館職員も足繁く通っているというインド料理「ムンバイ」の黒田ポピー社長。５月は前菜（サブジ）、メーン（キーマカレー）、デザート（ガジャルハルワ）と３回にわたって紹介する。さて、次なるブームとなる“Ｂｕｚｚ Ｆｏｏｄ”を生み出せるだろうか。
初の本格的な“料理番組”出演に、武尊は「テーマが僕の大好きなカレーということで本当に楽しかった。今回“これなら減量中でも食べられる”という大豆ミートを使ったキーマカレーができた。他の２品もヘルシーで、なおかつおいしいのでぜひみなさんにも作っていただきたい」。番組進行の鈴木アナも「今後“格闘技番組なの？ 料理番組なの？”と思われるような話が多々出てくるかと。料理とアスリート、さらには格闘家の肉体作りというものを同時に知ることができる番組を楽しんでいただけたら」と自らも笑顔で思いきり楽しんでいた。
コロナ禍においてステイホームが続き「仕事終わりにジョギングするようになった」「料理をする機会が増えた」などの声を聞くようになり、ならば「食べるものには誰よりも気を遣われているであろうトップアスリートの方々と一緒に料理をしながら同時に食へのこだわりなどについてもうかがう…そんな番組を作ったら面白いのではないか」と企画意図を語った国際開発局の河村清太郎さん。
「このようなご時世で旅行はもとより、外食にすらなかなか行きづらくなっているが、番組をごらんいただいて少しでも海外とのつながりを感じていただけるとうれしい」と新しい配信コンテンツへの思いを込めた。