【朝ドラのころ】「さくら」高野志穂(2) とにかく甘やかしていただいて、のびのびと…私ほど気を使われたヒロインはいない

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【朝ドラのころ】「さくら」高野志穂(2) とにかく甘やかしていただいて、のびのびと…私ほど気を使われたヒロインはいない
朝ドラ撮影時に同僚教師役の小澤(右)と記念撮影する高野。夫婦漫才のようなアドリブシーンは話題になった(本人提供)【拡大】

 「さくら」の現場では、私ほど気を使われたヒロインはいないんじゃないかってくらい、スタッフの方も共演者の方もよくしてくださいました。
 映像デビューだったので、カメラワーク通りにうまく動けないこともあったのですが、監督さんもカメラマンさんも「気にしないで、好きなように動きなさい」と言っていただいて。あまり指摘するとパニックになり、はつらつとしたさくらの魅力が消えちゃうって思ってくださったんだと思います。
 とにかく甘やかしていただいて、のびのびとやらせていただいただけに、逆に次の作品の現場では苦労しました。「え、そんなこともできないの?」という感じで…。「あー、自分は勉強不足だな」と実感しました。

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 朝ドラ当時、私なりに精いっぱいの役作りをいろいろとやったのですが、今思うと、あれのどこが役作りなんだろう?ということばかり(笑)。さくらはハワイ生まれの設定で、撮影前の私は肌が真っ白だったので、初めて日焼けサロンにも行きました。なかなか焼けた色が定着しなくて、何回も通いましたね。
■小澤征悦さんとは夫婦漫才のような■
 共演者の方々にも本当に恵まれました。祖母役の中村メイコさんは、東京都内での初めてのロケのとき、待機していた私のロケバスに来てくださって、「私はさくらのグランマだから」とずっと笑顔で話してくださったんです。恐縮しきりでしたが、メイコさんから「こういう現場はあなたの女優人生で二度とないからね。何かおかしい、物足りないとか思っちゃ駄目よ」と言っていただいたことは、今でも肝に銘じていますし、本当に頭が上がりません。
 さくらが赴任する中学校の同僚教師で、小澤征悦さんが演じた桂木先生とは、ずっと夫婦漫才のようなやり取りをしていました。長いやり取りをアドリブで考えないといけなくて、新人いじめか?ってくらい難しかったのですが、小澤さんは現在、バラエティーでも活躍しているとおり、お笑いのセンスがおありになる方なので、リードしていただきました。
 それがすごく楽しかったし、さくらと桂木先生の雰囲気もどんどん良くなって…。丁々発止のやり取りは視聴者の方々に話題になり、2人のシーンも増えていきました。
 教頭役の笹野高史さんは、私が立ち上がるシーンのとき、「どうやって立ち上がろう」と悩んでいたら、「ただ立ちゃいいんだよ」とシンプルに一蹴してくださったのを覚えています。とてもありがたいアドバイスで、気持ちが一気に楽になりましたね。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【朝ドラのころ】「さくら」高野志穂(2) とにかく甘やかしていただいて、のびのびと…私ほど気を使われたヒロインはいない