ＮＴＴデータ社長が謝罪　総務省接待問題で初めて

　ＮＴＴデータの本間洋社長は１１日の決算発表記者会見で、総務省幹部に対する接待問題に言及し「関係者に多大な迷惑と心配を掛け、深くおわび申し上げる」と謝罪した。岩本敏男相談役が昨年７月、当時総務審議官だった谷脇康彦氏を接待していたことが分かっているが、本間氏が公の場で説明したのは初めて。
　同社は３月９日に特別調査委員会を設置しており、本間氏は「今後の取り組みは、委員会の調査結果が示された後に改めて公表する」と話した。
　一方、ＮＴＴによる接待問題への所感を求められたソフトバンクの宮川潤一社長は１１日の決算会見で「（総務省の）認可事業者なので踏み込んだ話はしにくい」として、同省の第三者委員会による検証を待つ姿勢を示した。

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