イタリアのベルルスコーニ元首相(84)は11日、北部ミラノの病院に入院した。地元メディアが報じた。詳しい容体は明らかになっていないが、昨年9月に感染した新型コロナウイルスの後遺症の治療をするためとの情報がある。
ベルルスコーニ氏は未成年者買春に関する過去の裁判で関係者を買収し偽証させたとして起訴されており、13日に中部シエナでの公判が予定されている。
今年4月6~30日にも新型コロナの後遺症を調べるためとして入院。1月と3月にも数日間ずつ入院し、予定されていた公判に出廷しなかった。
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同氏は2006年に心臓にペースメーカーを付ける手術を受けたほか、16年には心臓大動脈弁の手術を受けている。