事業別では、全ての分野で減収となった。中でも鉄道などの交通事業、ホテルなどのレジャー・サービス事業、百貨店などの流通事業は赤字に転落した。鉄道では都市部と空港を結ぶ路線の不調が目立った。
22年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比10・0%増の5300億円、純損益は110億円の黒字を見込む。記者会見した安藤隆司社長は新型コロナに関し「22年3月期はまだまだ影響が残る」と説明した。
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また、苦戦するホテル事業の立て直しの一環として、ホテルの運営会社を束ねる持ち株会社の新設を発表した。名鉄本体の完全子会社とし、7月に新体制に移行する。名鉄は「ホテル間の連携強化を図り、コロナ後の回復期の需要を取り込む」としている。