俳優、西郷輝彦(74)が12日、YouTubeチャンネルを開設し、前立腺がんの最先端治療を受けるため4月末にオーストラリアへ渡ったことを告白した。
■YouTubeチャンネルを開設し告白
2011年に前立腺がんの摘出手術を受け、17年に再発して治療を続けてきた西郷は今回、初めて病名が去勢抵抗性前立腺がんでステージ4であることを公表。「まだやりたいことがたくさんある。願いはただ一つ。もう少し好きな仕事をさせてほしい」と渡豪を決意した理由を明かした。
これまでホルモン療法に始まり、11回も放射線抗がん剤治療を受けたことを説明。がんの進行指標となる腫瘍マーカー、PSAの数値が急上昇したため、4月初旬にシドニーの病院とリモート会議をして、現在日本では未承認の最先端治療を受けることになった。
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■「日本に戻ったらまた元気に仕事を」
1990年に再婚した19歳下の妻と娘の女優、今川宇宙(24)とともに、4月23日に東京・羽田空港からシドニーへ旅立つ様子も映像で紹介。8月末まで4カ月滞在して計3回の治療サイクルを受けると明かし、「(身体に)合わなかったら最初の検査で帰る可能性もある」とした。今後どんな治療を受けるかなど詳細はYouTubeで随時発表していく。
西郷は文書でも「先の5年、10年を見据えて今治療をすることを決意し、日本に戻ったらまた元気に仕事をしていきたいと思っております」とコメントしている。