西武HD、赤字723億円 鉄道低迷、ホテル売却検討

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西武HD、赤字723億円 鉄道低迷、ホテル売却検討
 西武ホールディングス(HD)が13日発表した2021年3月期連結決算は、純損益が723億円の赤字(前期は46億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、鉄道事業やホテル事業が低迷した。
 傘下のホテル資産を有効活用するため、「ザ・プリンス パークタワー東京」(東京都港区)などの売却を検討すると明らかにした。売却した後は傘下のプリンスホテルが運営を受託する方針。再開発予定の不動産は引き続き保有する。
 売上高に当たる営業収益は前期比39・2%減の3370億円だった。22年3月期の純損益は50億円の赤字を見込む。記者会見した高橋薫取締役専務執行役員は「コロナの影響は一進一退だ。(22年3月期に)完全に脱却できるとは考えていない」と述べた。

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 西武HDは同時に中期経営計画を公表。コロナ収束後の経済回復を視野に、純損益が24年3月期に400億円の黒字になるよう経営改革を進めるとした。
 一方、東急も13日、21年3月期連結決算を発表し、純損益は562億円の赤字(前期は423億円の黒字)だった。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 西武HD、赤字723億円 鉄道低迷、ホテル売却検討