楽天、赤字251億円 通販伸び売上高は最高

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楽天、赤字251億円 通販伸び売上高は最高
決算説明会で発言する楽天グループの三木谷浩史会長兼社長=13日午後、東京都世田谷区【拡大】

 楽天グループが13日発表した2021年1~3月期連結決算は、純損益が251億円の赤字だった。携帯電話事業で基地局整備などの先行投資が続いたためで、赤字は2年連続。売上高に当たる売上収益はインターネット通販事業が好調で、前年同期比18・1%増の3915億円と同期として過去最高を記録した。
 新型コロナウイルス下の巣ごもり需要を背景に、通販サイト「楽天市場」を中心とした国内ネット事業の流通総額が22・4%の大幅増となり、売上収益の伸びに寄与した。純損益の赤字額は前年同期の353億円から縮小した。

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 携帯事業は、データ利用量が月1ギガバイトまで通信料ゼロという価格戦略で利用者を取り込み、売上収益は4割近く増加したが、コストの増大をカバーできず営業損益の赤字が600億円以上拡大した。三木谷浩史会長兼社長はオンラインの説明会で、携帯事業について「国内展開と通信網技術の輸出という両輪が回るようになれば、爆発的な利益を出せる」との見通しを示した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 楽天、赤字251億円 通販伸び売上高は最高