元大阪府知事で弁護士、橋下徹氏（５１）が１３日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」（月～金曜後１・５５）に出演。中川俊男会長ら日本医師会の常勤役員計１４人全員が、東京都内で４月に開かれた自民党の自見英子参院議員の政治資金パーティーに参加していた件に疑問を呈した。
橋下氏は「本当に感染対策をしっかりやっているんだったら、僕はやってもいいと思っています」とし、人流抑制の必要性が強く訴えられるようになってきている一方で「やっぱりまずは飛沫感染対策なんだよ、そこをしっかりやっていれば大丈夫なんだよという、そっちのメッセージも大事」と持論を展開した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
番組ＭＣを務める宮根誠司（５８）は「（イベントなどに参加するための感染対策の方法）これを民間に落とし込んでくれよという方はいっぱいいると思いますよ」と指摘。橋下氏は「そこなんですよ、みんな矛盾を感じているのは」と同意。「中川さんはずっと人流抑制を言っていたわけですから。全国民に対して、むしろ僕は政治を動かしたのは中川さんたちの力だと思っています。その人流抑制だ人流抑制だと言っている中川さんたちが、人流抑制ではなく『感染対策をしていれば良いんだ』ということになると、これは大いなる矛盾」と指摘し「今の日本の感染対応というものは、法律がないなかでメッセージで国民を動かすわけですから。これだけメッセージに矛盾があったら、もう中川さんたちの言うこと誰も聞かないと思いますよ」と苦言を呈した。「これは残念ですけども、能力はあるのかもわからないけれども、メッセージを伝える役割としては医師会の会長を辞めるべきだと思いますけどね」と語った。