渡辺謙が主演舞台「ピサロ」は「リベンジ公演」と気合 昨年はコロナ禍で途中中止

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渡辺謙が主演舞台「ピサロ」は「リベンジ公演」と気合 昨年はコロナ禍で途中中止
アタウアルパ(インカの王様)を演じる宮沢氷魚(左)と将軍ピサロを演じる渡辺謙=東京都渋谷区(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 俳優、渡辺謙(61)が14日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われた主演舞台「ピサロ」(15日~6月6日)の公開ゲネプロに、共演の宮沢氷魚(27)と参加した。
 昨年3月にコロナ禍の影響により1週間遅れで開幕するも、上演できたのは全45公演中わずか10公演。アンコール公演となる今年は緊急事態宣言下での開幕となり、稽古から全キャスト・スタッフが3日に1回のPCR検査を受けるなど感染予防策を徹底している。
 ゲネプロ前に会見した渡辺は「昨年の中止から1年経って読み合わせをしたとき、止まっていた時計が動き始めた」としみじみ。1985年に同劇場で上演されたときは若きインカ王を演じ、昨年から主人公・ピサロ役で凱旋(がいせん)。「もう1回自分を奮い立たせてくれる劇場。今年はリベンジ公演になる」と目を光らせた。

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 2年連続でインカ王を演じる宮沢は「昨年の中止が決まった日に謙さんが『また会いましょう』と仰ったとき、またやれないわけがないと前向きになれた」と感謝した。
 渡辺は大ファンのプロ野球・阪神がセ・リーグ首位と絶好調で、スポーツ紙の記者を見つけると「(阪神について)2時間は話せるよ」とニヤリ。巨人と通算2000試合を迎える15日の開幕を前に「何かをつかんで帰る旅に出たい」といつも以上に気合を入れていた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 渡辺謙が主演舞台「ピサロ」は「リベンジ公演」と気合 昨年はコロナ禍で途中中止