セブン買収に「違法」主張 米FTC一部委員 子会社は反発

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セブン買収に「違法」主張 米FTC一部委員 子会社は反発
 セブン&アイ・ホールディングスは15日、米コンビニ運営会社スピードウェイの買収手続きが完了したと発表した。買収価格は210億ドル(約2兆3000億円)。審査していた米連邦取引委員会(FTC)のスローター委員長代理ら2人は米国時間14日「競争上の懸念があり、買収は違法だと考える」との声明を発表。「調査を続ける」意向も示した。買収に影響を与える可能性もある。
 セブン&アイ子会社の米セブン-イレブンは、買収完了は「合法的」で、スローター氏らの主張は「誤りだ」と反発する声明を発表した。声明によるとセブンは競争上の問題を解決するために293店舗を他社に売却し、14日に買収を完了することでFTC事務局と合意した。委員の承認を待つ中でスローター氏らが突然、検討期間の延長を申し出たと批判し、申し出に法的根拠がないとして買収に踏み切ったと説明した。

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 一方、フィリップス委員ら残る2人は別の声明で違法性に触れつつも、内部の意見対立によってFTCとしての一致した見解を出せなかったことを示唆した。通常5人のFTC委員は現在4人しかいない。組織としての意思決定には過半数の賛成が必要になる。(共同)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) セブン買収に「違法」主張 米FTC一部委員 子会社は反発