セブン&アイ子会社の米セブン-イレブンは、買収完了は「合法的」で、スローター氏らの主張は「誤りだ」と反発する声明を発表した。声明によるとセブンは競争上の問題を解決するために293店舗を他社に売却し、14日に買収を完了することでFTC事務局と合意した。委員の承認を待つ中でスローター氏らが突然、検討期間の延長を申し出たと批判し、申し出に法的根拠がないとして買収に踏み切ったと説明した。
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一方、フィリップス委員ら残る2人は別の声明で違法性に触れつつも、内部の意見対立によってFTCとしての一致した見解を出せなかったことを示唆した。通常5人のFTC委員は現在4人しかいない。組織としての意思決定には過半数の賛成が必要になる。(共同)