【朝ドラのころ】「さくら」高野志穂(3) 何もかもが温かかった岐阜・飛騨高山の方々

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【朝ドラのころ】「さくら」高野志穂(3) 何もかもが温かかった岐阜・飛騨高山の方々
高野(中央右)は下宿先のモデルになった三嶋和ろうそく店の左から三嶋洋子さん、順二さん、清子さんと笑顔で記念撮影(本人提供)【拡大】

 「さくら」では、ハワイ、東京、名古屋、岐阜といろんな場所でロケをしましたが、全てが思い出に残っています。
■ずっと食べてばかりの記憶■
 ヒロインのさくらが赴任する中学校の舞台となる岐阜の飛騨高山・古川には何度も行かせていただきました。岐阜の文化って、おもてなしの精神がすごくあるんです。朝市のロケでは、おばちゃんたちが「さくらちゃん、食べていきなさい」といろいろ特産物をくれて、ずっと食べていた記憶があります。
 さくらは劇中で沼田ろうそく店に下宿する設定で、そのモデルになった三嶋和ろうそく店の方々が本当にめっちゃ優しかったんです。おうちに招いておもてなしをしてくださり、高山・古川を訪れた演者たちはみんな良くしていただきました。

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 何年か前に、岐阜に呼んでいただいて朗読をしたんです。そのときに、三嶋和ろうそく店さんにごあいさつに行きたいと事務所の方に言ったんですけど、岐阜って広くて、朗読会の場所は高山と反対側だったんです。「全然行ける距離じゃないです」と言われて泣く泣く断念したのですが、三嶋さんが朗読に来てくださっていたんです。
 後日いただいたお手紙でそのことを知ったのでお会いできなかったのですが、そのくらい何もかもが温かい方々でした。
■服を着たまま温泉に投げ飛ばされ…■
 岐阜の温泉も印象に残っていて、小澤征悦さん演じる中学校の同僚教師の桂木先生と初めて会うシーンが温泉でした。女湯に入ったつもりがそこに桂木先生がいて、「何やってるんですか!」って怒るんです。結局、さくらが間違えて男湯に入っていて、服を着たまま温泉に投げ飛ばされるんですけど、監督から「びしょびしょになっちゃうから、一発OKじゃないと困る」と言われて…。
 新人で経験のない私にこんな難しい場面で一発OKを求めるのか、とがく然としました。小澤さんともまだあうんの呼吸ができていないときで、本当に緊張して硬くなったのを覚えています。
 当時の映像を見ても、なんかちょっと不自然なんですよ。今ならもうちょっと上手くできるなと思ったりしますね。でも、服を着て温泉に入るのはこの仕事をしていないとできないと思うので、貴重な経験をしました。(23日付に続く)
飛騨高山
 岐阜県北部にある高山市のことで、飛騨地方の中心にあるため「飛騨高山」と呼ばれる。江戸時代の城下町などの古い町並みが残っており、「飛騨の小京都」とも称される。観光名所の宮川朝市は、日本三大朝市のひとつ。2005年に近隣9町村と合併し、面積2177.61平方キロメートルで東京都全体に匹敵する日本で最も広い市になった。2016年に公開された大ヒットアニメ映画「君の名は。」でも飛騨地方が舞台の1つになり、注目を集めた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【朝ドラのころ】「さくら」高野志穂(3) 何もかもが温かかった岐阜・飛騨高山の方々