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22日に横浜市のぴあアリーナMMで卒業ライブを開催するAKB48の峯岸みなみ(28)がこのほど本紙などのインタビューに応じ、巣立ち前の心境を吐露した。みぃちゃんの愛称で親しまれ、15年間グループを支えた現役最後の1期生は寂しさをにじませつつ、「AKBの15年を塗り替えられるような人生を、卒業してからも送りたい」と決意表明。後輩たちにも「『ここからは私たちの時代だ』と思って」とエールを送った。(取材構成・八木拓郎)
AKBの全歴史を知る最後の1期生が、あと6日で“制服衣装”に別れを告げる。
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コロナ禍で昨年4月に予定していた卒業ライブを1年越しで行う峯岸は「自分でセットリストを考えたり、演出の部分にたくさん口を出した」と照れ笑い。「自分で決めたのに泣きそうになるくらい、やりたかったこと、やりたかった曲、今まで立てなかったポジションとか自作自演でやりたい放題やらせてもらう。今後のAKBにとっても、起爆剤になるようなコンサートにしたいです」とアイドル人生の集大成に意欲をみなぎらせた。
「延期が決まったときはショックで泣きました」と率直に振り返りつつ、「自分にとっては、本来メンバーではなかった1年。最後の恩返し的な1年になることを意識していました」と“再準備する時間”で新たな使命感も芽生えた。
峯岸は、2005年12月8日に劇場公演デビューした20人の1期生の中で唯一の現役メンバー。卒業した前田敦子(29)、小嶋陽菜(33)、高橋みなみ(30)の“神7”と同期だが、シングルのセンター経験はない。安定したトーク力でバラエティーを中心に台頭し、16年のトレーニングジム「ライザップ」のCMではダイエット前後のボディーをビキニ姿で大胆披露。最近も自身に似ているガチャピンに扮した姿がSNSで話題になるなどユニークな持ち味で独自路線を開拓した。
“捨て身キャラ”のアイドルらしく、13年にはスキャンダルを報じられて丸刈り謝罪。一度は研究生に降格も、チーム4のキャプテンとして復活した軌跡に「あんなことがあったのに辞めなかったんだから、中途半端な気持ちで逃げるように辞めたらいけないと思えた」と応援し続けてくれたファンのために全力で15年半走り続けてきた。
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