くも膜下出血で療養中の平浩二、ステージで仕事復帰「与えられた命を大切に歌い続けたい」

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くも膜下出血で療養中の平浩二、ステージで仕事復帰「与えられた命を大切に歌い続けたい」
保科有里、おりも政夫らに見守られながら夢グループの主催公演で仕事復帰した平浩二=東京・板橋区【拡大】

 ヒット曲「バス・ストップ」などで知られ、くも膜下出血で療養中だった歌手、平浩二(72)が17日、東京・板橋区立文化会館で行われた夢グループの主催公演で仕事復帰した。
 公演前に取材に応じ、発症時の様子を説明。4月5日、同グループの山口・下関公演でトーク中、モニターの声が「遠くに聞こえるようになり、次に頭がガンガン痛くなった」。直後に「バス・ストップ」の歌唱を控えており、「歌わなければと数秒葛藤したけど自分の判断で舞台袖にさがった」という。
 「2、3分したらよくなるかも」と椅子に座ったが、「どんどん痛くなり、恥ずかしかったけど、スタッフに救急車を呼んでもらった」と明かした。同5日に検査を受け、翌6日にドクターヘリで大学病院へ向かい、足の付け根から細い管を入れて脳血管を治療するカテーテル治療を受けた。平によると、患部には1・3ミリのこぶができていたという。

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 当時を「歌えなかったのは悔しい」と振り返るも、もし歌っていたら「(歌詞の)『バスを~』のところでストップだったかも。頭の痛さが尋常じゃなかったので」と想像していた。
 この日はスタッフや医師と相談の上で出演を決定。入院中の規則正しい食生活で「体重が7キロ減った」と健康をアピールしたが「心に心配は残っている」と告白した。
 現在、食事制限は特にないが、太らないように気を付けており、好きなお酒は「ビールをちょこっとくらいで、基本控えている。今は飲んでもあまりおいしくない」と説明。同世代に「病気に対する意識は持ったほうが良い。定期健診も大切」とメッセージを送った。
 歌手としては「『バス・ストップ』を以前と変わらない声で届け続けたい」と宣言。ステージでは持ち前のクリスタルボイスで同曲を熱唱し、約400人のファンに「与えられた命を大切に歌い続けたい」と目頭を押さえながら約束した。
 原発性腹膜がんのステージ4で入院中の歌手、葛城ユキ(71)とは夢グループの公演で共演しており「今年いっぱいはお休みになると聞いた。(ヒット曲の)『ボヘミアン』をまた聴きたい」と復帰を願っていた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) くも膜下出血で療養中の平浩二、ステージで仕事復帰「与えられた命を大切に歌い続けたい」