米IT大手マイクロソフトは17日、社内の女性との不適切な関係を巡り、創業者ビル・ゲイツ氏を調査していたと明らかにした。ゲイツ氏は2020年に取締役を退任しており、この調査が影響した可能性もある。
マイクロソフトは声明で「ゲイツ氏が従業員と親密な関係を築こうとしているとの懸念を受け、取締役会が法律事務所の支援を受けて調査した」と明かした。00年時点の関係について、19年後半に報告を受けたという。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは、一部の取締役がゲイツ氏を取締役として不適切と判断し、ゲイツ氏は調査完了前に退任したと報じた。
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ゲイツ氏側は退任と従業員との交際疑惑に関係はないと否定している。ゲイツ氏は退任の際に、公衆衛生や気候変動問題などの活動に専念することを理由に挙げていた。
大富豪として知られるゲイツ氏は今月3日に妻メリンダさんとの離婚を明かし、注目を集めた。(共同)