落語家の立川志らく（５７）が１８日、ＴＢＳ系情報番組「ひるおび！」（月～金曜前１０・２５）に生出演。都内の百貨店に対し高級品売り場などを開かないよう東京都が要請していることを批判した。
番組では４月２５日から発出されていた緊急事態宣言により休業要請が出されていた百貨店が１２日から生活必需品の販売に限り営業を再開したものの、百貨店により生活必需品の線引きがまちまちであることを取り上げ、小池百合子都知事の「高級衣料品などの豪奢品については生活必需品に当たらない旨、国から明確に通知されている」との記者会見での発言や、要請に百貨店が応じない場合「百貨店全体が休業していないとみなし、休業協力金を支給しない可能性がある」との都幹部による言及などを紹介した。
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これを受け志らくは「結局『ぜいたくは敵だ』みたいな感じになって、言うことを聞かなかったらお金は渡さないよって脅していくわけですよ」と話し、政治の最重要課題が医療体制ひっ迫の回避であるとした上で「今、こんなもぐらたたきをしている場合じゃないような気がするんですよね」と語った。
続けて百貨店が高級品売り場を開いた場合の人流について科学的に検証することこそが重要と主張。「なんとなく『ぜいたくは敵です。今こんなものは必要ないから止めます』って言われたら、それを生業にしている人たちはたまったもんじゃないでしょうよ」と指摘した。