神戸、死者まとめて１２１人公表　新型コロナ感染急増で業務遅れ

　神戸市は１８日、これまで公表していなかった新型コロナウイルス感染の死者１２１人をまとめて発表した。感染者急増で保健所の業務が（修正前：追いつかず）追い付かず、死者公表が遅れていた。兵庫県では１８日、この１２１人を含め１２９人の死亡が明らかになった。２４９人の感染と、公表済みの感染者１人の取り下げも判明した。
　神戸市によると、１２１人は３月２６日～５月１７日に死亡。市はこれまで、第４波による３月以降の感染者急増で、保健所が遺族に死者の発表の了承を得るなどの業務が追い付かないとして、集計や公表が遅れていると説明。今月１３日時点で約１００人の未公表者がいることが明らかになっていた。

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　市はこれまで了承が得られ次第、死者を順次公表するとしていた。だが今後は現状と統計上の食い違いを避けるため、了承が得られていない死者でも一定期間が過ぎた場合は公表する方針。
　県内の死者は１０２４人、感染確認は３万７９１７人となった。