18日午前7時半ごろ、北九州市小倉南区下石田の県道で、路線バスが道路脇の電柱に衝突した。福岡県警小倉南署によると、男性運転手(50)と乗客11人の計12人が病院に搬送され、うち4人が骨折の重傷。同署が事故原因を調べている。
署によると、事故を起こしたのは西鉄バスで、車内には運転手を含め計20人が乗っていた。近くにいた男性から「バスが電柱に衝突し、電柱が道路側に倒れかかっている」と110番があった。
現場は北九州モノレール競馬場前駅の東約1・5キロにある片側1車線の直線。バスは左前部が大破し、電柱は根元からくの字に大きく折れ曲がっていた。
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現場を目撃した無職の女性(78)は「顔を腫らした女子学生や血のついたハンカチで顔を押さえる乗客を見た。大きなけがでなければよいが」と話した。