東京都の小池百合子知事は20日、新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため、都が独自に大規模接種会場を設置する方針を明らかにした。都関係者によると、具体的な会場の場所や開始時期のほか、運営体制や接種対象者などについて国や都内の各自治体と調整を進める。
小池氏は都のモニタリング会議後、報道陣の取材に「市区町村と連携を取りながら大規模な施設を確保していく」と説明。21日には日本歯科医師会長らと会談し、接種への協力などに関する意見交換を予定している。
都によると、都内では3分の1程度の自治体が高齢者向けの接種を7月末までに終わらせる目標について「間に合いそうにない」と回答。都は個別接種を担う診療所への協力金を支払う施策を実施する。
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