篠原ゆき子&倉科カナ、仰天撮影秘話を明かす

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篠原ゆき子&倉科カナ、仰天撮影秘話を明かす
映画「女たち」の公開祈念イベントで撮影秘話を明かした主演の篠原ゆき子(左)と倉科カナ【拡大】

 女優、篠原ゆき子(40)が21日、東京・よしもと有楽町シアターで行われた主演映画「女たち」(内田伸輝監督、6月1日公開)の無事公開を祈るイベントに初共演の倉科カナ(33)と登壇し、仰天撮影秘話を明かした。
 コロナ禍で閉塞(へいそく)感漂う山間の町が舞台。学童保育所で働く独身40歳の美咲(篠原)が、恋人の裏切りや失職、幼馴染の親友・香織(倉科)の自殺に加え、半身不随の年老いた実母からの罵詈(ばり)雑言など、次々に不幸と絶望に襲われる姿が描かれる。
 撮影は昨年夏、群馬県富岡市で行われた。篠原は実母を演じた高畑淳子(66)と取っ組み合う鬼気迫るシーンを振り返り、「高畑さんがあまりに恐ろしくて、あの後(一時)円形脱毛症になりました」と笑顔で告白。倉科は自らが演じた香織がワインや薬を大量に飲んで自殺を図る孤独感あふれるシーンについて「実は本物のワインをボトル2本、ガブ飲みしました」と明かし、「お酒、好きなので」とアッケラカンと笑った。

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 作品は豊かな自然とは対照的な暗いシーンが続く中、ラストには一条の光が差し込む。篠原は「いま、コロナ禍でもっとシビアで先行きの分からない人もいっぱいいると思います」とおえつをこらえながら、「でも、もしかしたら、あしたいいことがあるかもしれないという思いをつなげて、どうか生きていっていただけたら」と語り、「女たち」がその一助になることを願った。
 進行役を務めたフリーアナウンサー、笠井信輔(58)も「コロナ禍で自分たちはどこに突破口を見いだしていくのか、観た人が考えるきっかけになれば」と推奨した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 篠原ゆき子&倉科カナ、仰天撮影秘話を明かす