【有馬晴海の突撃!永田町】コロナ対策に手こずる政府…“弱点”危機管理の甘さ浮き彫りに

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【有馬晴海の突撃!永田町】コロナ対策に手こずる政府…“弱点”危機管理の甘さ浮き彫りに
政治評論家・有馬晴海氏 【拡大】

 新型コロナ感染拡大が始まっていた1年ほど前、ある国会議員に「人生を1年は棒に振ることになる」と話したら「冗談じゃない」と返された。今は「3年は無理だ」と言ってきた。政府は予想以上に感染防止対策に手こずっていると映ってしまう。
 特にワクチン接種について会場や担い手の不足、予約の混乱などの問題を察知できなかったのは政治の責任だ。政府は「一日100万回接種」の目標を掲げるが、現状では最大でも40万回超にとどまる。担い手一人が一日100回と想定すると、単純に1万人が必要。国は東京と大阪に大規模接種センターを設置したが、それでも合わせても一日1万5000人をこなすのがやっとだ。

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 担い手については医師や看護師、歯科医に加えて薬剤師の活用も検討を始めた。さらに資格を持ちながら業務を離れている“潜在看護師”、海外では認めている国もある獣医らの活用もようやく視野に入れ始めているという。
 65歳以上の高齢者を全員7月末までに接種完了させるという方針を打ち出している。実現可否はともかく、その程度の目標で東京五輪・パラリンピック開催と結びつけていいのかも疑問符がつく。緊急事態を宣言しながら緊急事態とは思えない対応。感染者数が諸外国に比べれば少ないことが“緩み”を生んでいるのか。危機管理が甘いという日本の弱点が浮き彫りになった1年でもあった。(政治評論家)=毎週日曜掲載

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【有馬晴海の突撃!永田町】コロナ対策に手こずる政府…“弱点”危機管理の甘さ浮き彫りに