長野の「石刃」、国内最古 現生人類流入の手掛かり

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長野の「石刃」、国内最古 現生人類流入の手掛かり
 長野県佐久市の香坂山遺跡で昨年出土した旧石器時代の石器「大型石刃」が、石刃として国内最古となる3万6800年前のものであることが、遺跡を発掘した奈良文化財研究所の国武貞克考古第一研究室長の研究で明らかになった。国武氏が23日、日本考古学協会の総会でオンライン発表した。
 遺跡からは大型石刃を含め、アフリカで誕生し、ユーラシア大陸を東に拡散した現生人類に特有の石器群が、国内で初めてそろって出土。同様の石器群は、中央アジア、南ロシア、中国などで5万~4万年前のものが出土。朝鮮半島でも4万1千年前の大型石刃が見つかっている。日本列島への現生人類の到達にも関わる事例で、国武氏は「ユーラシアの系譜を引く石器群が、朝鮮半島を通じて流入したという評価も可能」と指摘した。

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 国武氏は昨年8~9月に発掘。3万年前の火山灰層の下から、幅3センチ、長さは10センチを超え、鋭い刃の大型石刃、カミソリ刃のような「小石刃」、三角形の「尖頭器」などを含む1100点以上が出土。地層中の炭化物による放射性炭素年代測定で、年代を導いた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 長野の「石刃」、国内最古 現生人類流入の手掛かり