イタリア北部ピエモンテ州のマジョーレ湖近くで23日、観光用のロープウエーが落下し、現地消防当局によると、乗っていた12人が死亡した。9歳と5歳の子供が病院に搬送されたが重体。地元メディアは当初、乗っていたのは計11人と報じたが15人だったとの情報もある。
アルプス山脈南のストレーザとモッタローネを約20分で結んでいる。何らかの原因でロープが切れたとみられる。当局は湖の見える山の斜面で大破したゴンドラと、消防隊員らを写した映像を公開した。
ロープウエーは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休止していたが、4月下旬に運行を再開していた。2014年から16年にかけて約400万ユーロ(約5億3千万円)かけて点検改修を実施。01年には途中で停止し約40人の観光客が救助された事案もあったという。
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在ミラノ日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。(共同)