1997年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件で、小学6年の土師淳君=当時(11)=が殺害されてから24日で24年となるのに合わせ、父、守さん(65)が「なぜ淳が命を奪われなければいけなかったのか、真の解答を求め続けている」と心境をつづった手記を公表した。
手記の冒頭では「24年という年月が経過しても、家族の淳に対する想いは変わることはありません」と記述。以前は命日の前に加害男性(38)から手紙が届いていたが、近年は届かない年が続いているという。手紙を書くことは事件に向き合うための重要な手段であり「私たちが受け取るかどうかとは関係なく、書いてほしいと思っている」とした。
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守さんも中心メンバーとして参加した「全国犯罪被害者の会(あすの会)」は、2004年の犯罪被害者等基本法成立など被害者の権利保護に大きく貢献した。
18年に同会が解散後、新たに設立した「犯罪被害者の会(つなぐ会)」の活動は新型コロナウイルス感染拡大の影響で十分にできていないが、「あすの会の思いを引き継ぎ、できる範囲内で被害者問題の改善に今後も努めたい」としている。