府や大阪市保健所によると、これまで確認された死者のうち、30代男性1人が保健所からの連絡前に自宅で死亡していたことが判明した。男性は4月28日に病院で陽性を確認されたが、基礎疾患はなく、重症ではないため帰宅。5月3日に亡くなった。当時、大阪は感染急増中で保健所業務が逼迫していた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
府内の感染確認は9万7954人、死者の累計は2163人になった。この日発表された新たな重症者数は14人で、基礎疾患のない30代女性もいた。重症病床の使用率は83・0%。東大阪市の医療機関で新たにクラスター(感染者集団)が発生した。この1週間の陽性率は3・2%。
近畿大病院(大阪狭山市)は24日、入院患者1人の感染を確認したため、病棟1棟での新規入院患者の受け入れを6月2日まで停止すると発表した。他に2病棟で受け入れを停止している。さらに阪急電鉄では23、24の両日で大阪梅田駅員5人の感染が確認された。