7月開幕予定の東京五輪に米国選手団を派遣するかどうかの判断に影響する可能性もある。今回の渡航警戒レベル引き上げは、米疾病対策センター(CDC)の疫学的分析を反映。CDCはホームページで「(新型コロナの)ワクチン接種を完了した旅行者でも変異株に感染し、拡散するリスクがあるかもしれず、日本への全ての旅行を避けるべきだ」と警告した。
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CDCも新型コロナの感染状況に応じて4段階の渡航情報を出しており、日本について最も厳しいレベル4とした。
国務省は昨年3月、新型コロナの感染拡大阻止のため全世界への渡航中止勧告を発令。同8月に国・地域別に判断する方針に切り替え、日本は「渡航を再検討」に引き下げられていた。(共同)