静岡に最大級のレタス工場、１日当たり１０トン　中部電、７月に新会社設立

　中部電力は２５日、植物生産工場の建設や運営を行うため、不動産開発を手掛ける日本エスコン、野菜工場の運営ノウハウを持つスプレッド（京都市）と共同で７月に新会社を設立すると発表した。１日当たり１０トンのレタスを生産できる世界最大級の完全人工光型の工場を静岡県袋井市に建設予定で、２０２４年１月からの生産開始を目指す。
　新会社には中部電が過半を出資。今後、中部電のエネルギー管理のノウハウ、日本エスコンの不動産開発力、スプレッドの栽培技術を組み合わせていく。
　名古屋市で２５日記者会見した中部電の林欣吾社長は「農業従事者の減少や異常気象の頻発による不安定な食料供給などの課題解決に寄与する取り組みだ」と語った。

googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });