自民、LGBT法案で調整 根強い反対、成立不安視も

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自民、LGBT法案で調整 根強い反対、成立不安視も
 自民党は25日、与野党の実務者協議で合意したLGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案の国会提出に向け、調整を続けた。週内に予定する政調審議会と総務会で了承手続きを終えたい方針だが、保守派の反対は根強い。会期末は6月16日に迫っており、推進派が目指す今国会成立を不安視する向きもある。
 党性的指向・性自認に関する特命委員会の稲田朋美委員長は、佐藤勉総務会長や森山裕国対委員長、末松信介参院国対委員長と相次いで面会し、法案成立への協力を要請した。
 森山氏は党内了承後の法案審議に関し、記者団に「参院とよく協議したい」と語った。公明党の高木陽介国対委員長は「日程的には大変厳しい」と指摘した。

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 稲田氏らは24日の特命委などの会合で、国会での十分な法案審議を条件に了承を取り付けた。反対派は納得しておらず、次回の政審や総務会でも異論を強く主張する可能性がある。
 7月の東京都議選や秋までにある衆院選を控える中、ベテラン議員は「党内を二分するような姿を見せるべきではない。無理して成立させる必要はない」と話す。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 自民、LGBT法案で調整 根強い反対、成立不安視も