落語家、林家木久扇(83)が24日夕、東京都内の自宅で転倒し、左足の大腿骨骨折をしたことが25日、分かった。
全治は未定で入院は3週間程度を予定。29日に出演予定だった「さっぽろ落語まつり」は欠席する。
長男で落語家の二代目林家木久蔵(45)によると24日夕方、買い物から帰宅した木久扇は自宅の仕事場の段差につまずき転倒。予定の時間に現れない木久扇を不審に思った家族が探しに行くと体育座りをした本人を見つけたという。都内の病院で診察を受けた際に同席した木久蔵は「撮ったレントゲンを見たら、スパンと割れていた。即入院でした」と振り返った。
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木久扇は、1976年に腸閉塞、2000年には胃がん、14年に喉頭がんに罹患しながら、高座に復帰した。
現在は新型コロナウイルスの影響で面会はできないが、携帯電話でやりとりをするといい、木久蔵は「退院後の落語会を考えています。目標を作っておかないと。これまでも病気を乗り越えてきましたから、今度も乗り越えます!」と、父に代わり宣言。
所属事務所の関係者は「痛いけど元気にしているようです。近々、手術をすることになっています」と明かした。
レギュラー出演する日本テレビ系「笑点」(日曜後5・30)について同局の担当者は「6月27日放送分まではすでに収録済みで、それ以降の出演に関しては今後の回復具合をみて検討していきます」とコメントした。