現役ＯＬの津上理奈、“第２のどんぐり”になる！？

映画「スペシャルアクターズ」大阪舞台あいさつ（左から）鈴木伸宏、大澤数人、上田慎一郎監督、どんぐり、河野宏紀、津上理奈【拡大】 　昨年、映画「カメラを止めるな！」が大ヒットした上田慎一郎監督（３５）が１９日、大阪市内で新作映画「スペシャルアクターズ」の公開記念舞台あいさつを行った。　「高校を卒業して１年間、日本橋に住んで自主映画を撮ったりしてました。また新しい作品で大阪に来られてうれしい」　旅館乗っ取りを企むカルト集団に俳優事務所の売れない役者たちが挑む映画は、オーディションで選んだ無名の俳優１５人で撮影した。　過去１０年で３本しか出演していない主演の大澤数人（３５）がオドオドする隣で、唯一の演技未経験者で現役ＯＬの津上理奈（２７）は堂々としたもの。「奈良県出身で、両親とおばあちゃんと友だちとか知ってる顔がいっぱい来ててアットホーム」と笑顔をふりまいた。　娘の晴れ姿に涙ぐむ客席の両親を見つけて「もう泣いてる～」と感激。「昨日の初日舞台あいさつ（東京）も有給（休暇）をとって、撮影の間も有給。今年の有給は“スペアク”だけに使って、風邪もひけない状態でがんばっております」と笑わせた。　中盤には“カメ止め”でブレークした女優、どんぐり（５９）がサプライズ登壇し、「監督は２年前、『みんなの次につながるように書きました』と言ってた。この作品もそのはずです」とエール。今後について「考え中」と話す津上は“第２のどんぐり”になる！？