丸山桂里奈「ひと目でいいから会いたかった」福島第1原発元所長・吉田昌郎氏への思い語る

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丸山桂里奈「ひと目でいいから会いたかった」福島第1原発元所長・吉田昌郎氏への思い語る
丸山桂里奈【拡大】  元サッカー女子日本代表FWでタレントの丸山桂里奈(36)が18日放送の「金曜日のスマイルたちへ」に出演。自身が東京電力福島第1原子力発電所に勤務していた当時の上司だった吉田昌郎氏について語った。 丸山は2005年、東京電力女子サッカー部「マリーゼ」に入団。午前中は福島第1原発で管理職のサポートをしながら、午後はサッカーに打ち込み、同年の新人王に輝く活躍を見せた。翌06年、チームは最下位に沈み2部に降格。会社内でも微妙な立場に置かれていた女子サッカー部員に積極的に声をかけ励ましていたのが、当時ユニット所長という役職についていた吉田氏だった。 丸山は当時の吉田氏について「一番初め(吉田氏を)見た時に『うわ、すごい怖い人だ』って思ったんですよ。(取り繕うように)見た目ですよ。見た目の話ですから。でもその見た目の話が一瞬でクルって全部、全方向に曲がるくらい、すっごい優しい方で。チームもそうだし私自身のこともすごく心配してくれているっていうのはありましたよね」と独特の表現で回顧。10年に丸山が米国への移籍を決断した際にも、吉田氏は「自分の夢に向かって頑張ってほしい」と背中を押してくれたという。 しかし11年に東日本大震災が発生し、国内の別のチームに移籍していた丸山は東京の実家で被災。同発電所の所長となり事態の収拾に追われていた吉田氏への連絡を控えるようになる。同年、日本代表として女子W杯を制した際にも、丸山は人づてに吉田氏からの祝福や喜びの声を聞いていたが、本人とは会えぬまま2013年に吉田氏は食道がんのため死去。丸山は「落ち着いたら会いたいなと思っていた矢先だったので、ひと目でもいいから会いたかったなって思いますよね」と思いの丈を語った。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 丸山桂里奈「ひと目でいいから会いたかった」福島第1原発元所長・吉田昌郎氏への思い語る