古代エジプトひつぎ30個 南部で発掘、神官の一族か

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古代エジプトひつぎ30個 南部で発掘、神官の一族か
エジプト南部ルクソール近郊で発掘されたひつぎ=19日(ロイター)【拡大】  エジプト考古省は19日、同国南部ルクソール近郊で、古代エジプト第22王朝時代(紀元前10~同8世紀)の色鮮やかな木製ひつぎ30個を発掘したと発表した。AP通信などが伝えた。保存状態は良く、神官の一族のひつぎと考えられるという。 ひつぎはナイル川西岸の墳墓から見つかり、男性や女性、子ども向けのもの。ヘビや鳥、ハスの花などの装飾が施されていた。地下の2層に分けて隠されていたという。 エジプトは2011年の中東民主化運動「アラブの春」を受けた混乱で観光客が低迷しており、当局は今後、首都カイロ近郊で建設中の大エジプト博物館にひつぎを展示、観光振興につなげたいと考えている。(共同)
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