旧日本海軍の空母「赤城」を発見 ミッドウェー海戦巡る探査、「加賀」に続き2隻目

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旧日本海軍の空母「赤城」を発見 ミッドウェー海戦巡る探査、「加賀」に続き2隻目
 太平洋戦争のミッドウェー海戦で沈んだ旧日本海軍の空母「加賀」を北太平洋で発見したとする米調査チームは20日、音波探知機(ソナー)により水深約5280メートルの周辺海底で見つけた2隻目の船影について、形状や発見場所から空母「赤城」と特定した。担当者が明らかにした。無人探査船で詳しく調べるという。 ミッドウェー海戦を巡る探査プロジェクトで、撃沈された旧日本海軍の空母が特定されるのは2隻目。空母は他に「蒼龍」「飛龍」が沈んでおり、今後も調査を続ける。 調査を行っているのは、米IT大手マイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏=2018年10月死去=が設立した財団「バルカン」。水深約5400メートルの海底で「加賀」を確認していた。(共同)広島県呉市の大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)の戸高一成館長の話「旧日本海軍の空母「赤城」は先日見つかった「加賀」近くの海域で撃沈されたことが分かっており、ソナー映像で船体の寸法から断定できたのだろう。付近では他にも「飛龍」、少し離れた場所で「蒼龍」が沈んでおり、今後の発見に期待したい。来年で終戦75年となるなど戦争の悲惨さが風化する中、米調査チームの発見には、当時の戦闘が実際に起きた出来事なのだということを思い起こさせる大きな意味がある」
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 旧日本海軍の空母「赤城」を発見 ミッドウェー海戦巡る探査、「加賀」に続き2隻目