シリア侵攻でIS戦闘員100人以上逃走 米特使が証言

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
シリア侵攻でIS戦闘員100人以上逃走 米特使が証言
 米国務省のジェフリー・シリア担当特別代表は23日、下院外交委員会の公聴会で、トルコのシリア北部侵攻によって、シリアで拘束されていた過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員が100人以上逃走したと証言した。戦闘員の逃走を巡っては、米議会や欧州など各国でIS再興を懸念する声が上がっている。 ジェフリー氏は逃走したIS戦闘員に関し「彼らがどこにいるかは分からない」と説明。IS戦闘員の拘束施設については、クルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」が警備していたほぼ全ての施設は現在も維持されており、監視していると主張した。 一方、トルコの侵攻に関し、戦争犯罪と考えられる事例があるとした上で、トルコ側に説明を求めていると明言。トルコ側が侵攻時、激しい燃焼力で深刻なやけど被害をもたらし、非人道的として国際的な批判が強い「白リン弾」を使用した可能性も調査していることを明らかにした。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) シリア侵攻でIS戦闘員100人以上逃走 米特使が証言