ロシアで「天気の子」上映 新海監督作品ファンで熱気

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ロシアで「天気の子」上映 新海監督作品ファンで熱気
26日未明、モスクワの映画館でロシア人ファンの質問に答える新海誠監督(右)(共同)【拡大】  新海誠監督のアニメ映画「天気の子」の先行上映会が25日夜、モスクワ中心部で行われ、ほぼ満員となった数百人収容の会場はロシア人のアニメファンの熱気に包まれた。上映後には新海監督が登壇し、ファンとの質疑応答が日付をまたいで26日未明まで続いた。モスクワでの一般公開は31日から。 若者層を中心に日本のアニメや漫画の人気が高いロシアでも、四季の情景を緻密に描く新海作品のファンは多い。歓声に迎えられた新海監督は「これだけ多くの方に来てもらえたことが信じられず、とても感激している」とあいさつした。 モスクワの医学生アンドレイ・タラバロフさん(21)は「絵がとても美しく、人間関係の描写もロマンチックで、作品を見るほどに日本語を勉強したい気持ちが高まる」と語った。 「天気の子」は家出をして離島から上京した男子高校生が、祈るだけで空を晴れにできる少女と出会う物語で、気候変動もテーマになっている。来年2月に発表予定の第92回米アカデミー賞国際長編映画賞(旧外国語映画賞)部門では、日本代表の作品に選ばれている。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ロシアで「天気の子」上映 新海監督作品ファンで熱気