新種甲虫の名に「グレタ」 トゥンベリさんの活動たたえ
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新種甲虫の名に「グレタ」 トゥンベリさんの活動たたえ
グレタ・トゥンベリさんにちなんで命名された新種の甲虫「Nelloptodes gretae」(Entomologist’s Monthly Magazine提供、AP)【拡大】 英ロンドンの自然史博物館は25日、新種の小型甲虫に、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)にちなんで「グレタ」が入った名前を付けたと発表した。世界的運動の火付け役となったグレタさんの活動をたたえる狙いがあるという。26日付英紙デーリー・テレグラフなどが伝えた。 甲虫はムクゲキノコムシ科に属し、体長が1ミリ未満。黄金色で、羽や目がないという。1960年代にケニアで発見されたが、命名されていないことに博物館の研究者が気付き「Nelloptodes gretae」と名付けた。 研究者は、グレタさんの活動に深く感銘を受けたと言い「環境問題に対する人々の意識を向上させた彼女の傑出した貢献」をたたえたかったと命名理由を語った。 博物館の関係者は、生物の多様性が失われる中、発見や命名の前に絶滅する種が多いと指摘。「自然界を守るために尽力した人の名前を新種に付けることは妥当だ」と話している。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 新種甲虫の名に「グレタ」 トゥンベリさんの活動たたえ