口永良部島、警戒レベル3 大きな火山性地震観測

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口永良部島、警戒レベル3 大きな火山性地震観測
 気象庁は28日、鹿児島県屋久島町の口永良部島の噴火警戒レベルを「火口周辺規制」の2から「入山規制」の3に引き上げた。新岳火口周辺で27日夜に規模の大きな地震があり、火山活動が高まっていると判断した。火口から約2キロは噴石の飛散や火砕流に警戒が必要となる。レベル3になるのは約4カ月ぶり。 気象庁は28日の記者会見で「火砕流が火口から約1・9キロに達した今年1月と同程度の噴火が起こる可能性がある」との見解を示し、住民に危険な地域に立ち入らないよう呼び掛けた。 口永良部島では、2015年5月に大規模噴火が発生し、全島民が一時、東に約12キロ離れた屋久島に避難した。昨年12月と今年1月にも火砕流を伴う噴火が起きた。2月以降は噴火が観測されず、気象庁は6月に警戒レベルを3から2に引き下げた。 口永良部島は、鹿児島市の南南西約130キロに位置する島。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 口永良部島、警戒レベル3 大きな火山性地震観測