山田洋次監督、八千草さんは「憧れの人」 寅さん新作には過去のヒロイン姿も

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山田洋次監督、八千草さんは「憧れの人」 寅さん新作には過去のヒロイン姿も
舞台挨拶で亡くなった八千草薫さんについて語る山田洋次監督。左は倍賞千恵子=東京都港区(撮影・加藤圭祐)【拡大】  かれんで上品な雰囲気で親しまれ、テレビドラマ「岸辺のアルバム」をはじめ映画、舞台と幅広く活躍した女優、八千草薫さんが24日午前7時45分、膵臓がんのため東京都内の病院で死去した。88歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。今年2月にがんを公表、治療に専念していた。 この日に始まった第32回東京国際映画祭で、開幕作品「男はつらいよ お帰り 寅さん」の上映前、登壇した山田洋次監督が八千草さんの訃報に触れ、「僕たちの世代の日本人にとっては若い時からの憧れの人でした」と悼んだ。 同作には過去作の映像が編集されて入っており、シリーズ第10作にヒロイン役で登場した八千草さんも映っているという。山田監督は「今から47年前のとっても美しいクローズアップが入っていますから期待してください。そのクローズアップを通して八千草さんにお別れを言ってください」と観客に呼び掛けた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 山田洋次監督、八千草さんは「憧れの人」 寅さん新作には過去のヒロイン姿も