【悼む】記者が見た八千草さん“最後の姿”、野外イベントで穏やかな語り口と優しい笑顔

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
【悼む】記者が見た八千草さん“最後の姿”、野外イベントで穏やかな語り口と優しい笑顔
 八千草さんの最後の公の場となり、5月26日に千葉・長南町で開かれた日本生態系協会のイベントを取材した。 登山が趣味で、動物や草花を愛した八千草さんは2000年から同協会理事を務めており、当時は体調も良好だったことから出席。気温約30度の炎天下の屋外イベントで、体調が心配されたが、ハイキングに行くような帽子姿がかわいらしく、「少し涼しくなるように祈っていましたが、駄目でした」とお茶目にあいさつしていた。 都内の自宅の庭に作ったビオトープ(生物の生育場所)についても紹介し、「トンボが来たり、チョウチョウが来たり、(自宅に)いろいろな昆虫が来るんです。自然はただ見るだけではなくて、自然の中に入っていくと何とも言えない気持ちになります」と自然がある暮らしの楽しさを力説。長年、第一線を走り続け、病に倒れたつらさは想像を絶するが、穏やかな語り口と優しい笑顔を保つ姿に矜持を見た。(芸能担当・小山理絵)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【悼む】記者が見た八千草さん“最後の姿”、野外イベントで穏やかな語り口と優しい笑顔