急死ロック歌手遺族、刑務所の対応不適切と提訴「放置した病院や刑務所は許せない」

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急死ロック歌手遺族、刑務所の対応不適切と提訴「放置した病院や刑務所は許せない」
 月形刑務所(北海道月形町)で服役中の2017年に死亡したロック歌手伊藤耕さん=当時(62)=の遺族が30日、死亡したのは刑務所や受診した町立病院が適切な対応を取らなかったためだとして、国と町に約4300万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。 訴状によると、伊藤さんは覚せい剤取締法違反の罪で懲役2年6月の刑が確定し、15年10月から服役。17年10月15日、激しい腹痛を訴え、町立病院で痛み止めを投与された。翌日、房内で2度転倒したが放置され、同日深夜に倒れているのが見つかり、その後、搬送先で死亡が確認された。 死因は腸管が閉塞する「絞扼性イレウス」で、医師や刑務所が適切に検査していれば緊急手術を受けて助かったはずだ、としている。 提訴後に記者会見した妻満寿子さん(52)は、死因究明のため自身で解剖先を探したと振り返り「放置した病院や刑務所は許せない」と話した。伊藤さんはロックバンド「THE FOOLS」のボーカルとして活動していた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 急死ロック歌手遺族、刑務所の対応不適切と提訴「放置した病院や刑務所は許せない」