箱根、温泉供給ストップ 宿泊施設の4割、約100カ所

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
箱根、温泉供給ストップ 宿泊施設の4割、約100カ所
 台風19号で記録的な大雨となった神奈川県箱根町では土砂崩れが相次ぎ、30日時点で強羅、仙石原地区の宿泊施設約100カ所への温泉供給がストップしている。同町観光協会によると、町内に265カ所ある宿泊施設の約4割に当たる。復旧には時間がかかり、ホテルや旅館は他の宿から温泉を分けてもらうなど、対応に追われている。 1日に約3千トンの温泉を供給する会社「箱根温泉供給」によると、大涌谷の源泉地で土砂が崩れ、配管設備などが流失した。12日から温泉供給が止まり、復旧は11月以降になる。 温泉の供給事業を行う箱根登山鉄道も供給を停止した。担当者は「これほどの被害は初めてで驚いている。紅葉シーズンで、温泉も気持ちいい時季になるのに」と落胆を隠さない。 宿泊施設は他の宿から温泉を分けてもらうほか、温泉成分のない沸かし湯を使うなど対応はさまざまだ。営業休止に追い込まれたケースも出ている。営業を継続しているリゾートホテルの女性従業員は「一日も早く復旧してほしい」と話した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 箱根、温泉供給ストップ 宿泊施設の4割、約100カ所