「超大型ロケット砲」連射成功、北報道 金正恩氏「大きな満足」

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
「超大型ロケット砲」連射成功、北報道 金正恩氏「大きな満足」
 北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、国防科学院が10月31日午後に「超大型多連装ロケット砲」の連射システムを検証するための発射実験を行い成功したと報じた。北朝鮮が31日に日本海に向けて発射した飛翔体2発を指すとみられる。日本政府は短距離弾道ミサイルと分析している。 金正恩朝鮮労働党委員長は報告を受け、「大きな満足」を示した。直接立ち会ったかどうかは不明。党機関紙、労働新聞は移動式発射台から発射される場面の写真を掲載したが、金氏は写っていない。トランプ米政権に対する過度の刺激を避けたとの見方もある。 朝鮮中央通信は、今回の発射実験で連射システムの完璧さが検証されたとし「奇襲攻撃で敵の集団目標や指定された目標区域を超強力に焦土化できるようになった」と主張。「敵の威嚇的な全ての動きを抑止し、除去するための核心兵器となるだろう」と強調した。 北朝鮮は9月にも「超大型多連装ロケット砲」を発射。金氏が連射実験を指示したと伝えていた。米国製の最新鋭ステルス戦闘機F35Aなどの導入を進める韓国軍に対抗する狙いとみられる。 韓国軍や日本の防衛省によると、今回の発射地点は中部の平安南道順川付近で、約350~400キロ飛行した。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「超大型ロケット砲」連射成功、北報道 金正恩氏「大きな満足」